皆さま、こんにちは!
2020年9月29日(火)、特別養護老人ホームリアンヴェール美里では、
防災訓練が行われました。今回はその様子についてご紹介していきます!
今回の防災訓練は、3階浴室前のコンセントの出火による
夜間帯での火災発生という想定の元で取り行われました。
ここで、皆さまに質問です。
皆さまは火災が起きた際の正しい行動をご存知でしょうか?
火災の際、消火器などの消防設備を操作することは出来ますか?
防災訓練を行った経験はあるけど、詳しい方法は知らないという方も
多くいらっしゃるかと思います。私もそのうちの一人でした。
今回は、簡潔に分かりやすく火災発生時の行動について
ポイントを用いてご説明していきたいと思います!!
まずは、出火の確認を行います。出火を確認したら「火事だ!」と
大声で繰り返し叫び、周囲に知らせながら初期消火を行います。
初期消火に失敗した場合は、お客様の避難誘導を
行うように他の階の職員に連絡を行います。
例:「初期消火失敗しました。お客様の避難誘導を行って下さい」
連絡を受けたら各階の職員は直ちにお客様の避難誘導を開始します。
避難誘導の際は、慌てずに、落ち着いて行動しましょう。
また、何よりも職員同士で協力することが大切です。
火災が発生した際は、突然の事態にパニックになってしまう方も
多いと思うので、各職員同士で役割を分担しておくと安心ですね。
最後に、お客様の点呼をとり、避難完了をユニットごとに
隊長に報告します。
例:「1Wのお客様○名、職員○名の避難が完了しました」
以上で、火災発生時の行動についての説明を終わります!
火災の際は、冷静かつ迅速に行動することがお客様の命を守る
ことに繋がります。日頃から防災訓練を行い、火災発生時の
行動に慣れておくことが大切だと思います。
では、続いては消火器の正しい使用方法について
ご紹介していきたいと思います。
皆さまは、消火器を使用したことはありますか?
意外と使用したことのない方も多いかと思います。
消火器の正しい使用方法は以下の通りです。
まずは、瓶を抜くなどの動作を行った上で放出姿勢を取り、
15秒間維持します。続いて、3~6m離れた位置から火元を狙います。
いかがでしょうか?一見、簡単そうに見えませんか?
しかし、実際に行ってみると、水が思うように飛ばず、
なかなか操作が難しかったです。
やはり、日頃から訓練を行い、消火器の扱いに慣れて
おくことが大切ですね。
以上で、消火器の使用方法についての説明を終わります!
火災の際、自分自身やお客様の命を守るためにも、消火器の扱いは
必要不可欠です。これからも訓練を行い、消火器を正しく使用できる
ようにしていきたいと思います。
今回の防災訓練を行って気づいたことは、
災害時には職員同士の情報共有・連携が非常に重要であるということ、
消火器の正しい使用出来るようにしておくということです。
日頃から訓練を行い、災害時に落ち着いて迅速に行動出来るように、
リアンヴェール美里の職員一同で頑張っていきたいと思います!
2020年10月17日
社会福祉法人 平成会
リアンヴェール美里 伊藤菜月